イルミネーション点灯開始 亀山公園に光のモニュメント【山口】
山口市で1日、冬の夜を彩るクリスマスイルミネーションの点灯が始まった。県立美術館に隣接する亀山公園では、旧サビエル記念聖堂を模した高さ約8㍍のモニュメントが青色に瞬き、訪れた人の目を楽しませている。点灯時間は日没~午後10時。31日まで。
同市が日本のクリスマス発祥地と伝えられていることにちなんだイベントの一環で、主催は山口商工会議所青年部などでつくる日本のクリスマスは山口から実行委員会。年末にかけて約30のイベントを展開する。イルミネーションはJR新山口駅や大殿大路周辺、市中心商店街など市内各所で楽しめる。
亀山公園であった点灯式では、市内を拠点に活動するハンドベルの演奏グループが「ジングルベル」など3曲を披露した。渡辺純忠市長は「クリスマス市山口の魅力を発信していただき、大いに楽しんでもらえたら」とあいさつ。青年部の重政一慶会長は「コロナに負けずクリスマス市を盛り上げていこう」と呼び掛けた。
今年は新型コロナ感染拡大防止のため点灯式を無観客で開催し、式典の様子をオンラインで配信した。