農林水産
2020年08月04日 14時00分  11面

若手イチゴ農家が加工品「紅ほっぺ フリーズドライ」を商品化【山陽小野田】

商品を手にする綾香さん(埴生の農場で)

 山陽小野田市埴生の若手イチゴ農家、今榮健人さん(34)と妻の綾香さん(29)が、フリーズドライ製法を活用し、初めての加工品の商品化を実現した。一粒一粒をそのままフリーズドライにしているため、見た目はイチゴながらサクっとした食感が特徴。就農して3年目。これからもアイデアを生かした商品化に取り組みたいという。
 
 今榮夫妻は2016年に兵庫県神戸市から綾香さんの祖父母が暮らす埴生に移住。防府市の県立農業大学校で基礎から学んだ後、18年から減農薬にこだわった栽培を始めた。農場の名称は、愛犬の五郎にちなんで「ごろうのはたけ」とした。
 
 加工品の商品化は主に綾香さんが担当。長門市でフリーズドライを手掛ける業者を紹介してもらうと、すぐに持ち前の行動力を発揮し、「紅ほっぺ」の今季収穫分のうち、生果としても出荷できる100㌔を加工用に回した。
 
 袋を開けた瞬間にイチゴの甘い香りを感じ、水分が抜けた分、生で食べるよりも濃い味が口いっぱいにに広がる。「子どもにも安心して食べてもらえる。ヨーグルトに混ぜてもいいし、飲み物に入れるのもお薦め」という自信作だ。
 
 綾香さんは同大学校在学中に6次産業化に興味を持ち、栽培を始めたころから思索してきた。当初はスイーツを考えていたが、現在はイチゴを使ったレトルトカレーを試作中。昨年、初収穫したトマトを含め、賞味期限が長い商品を開発したいという。
 
 「紅ほっぺ フリーズドライ」は、1袋約13㌘入りで980円(税抜き)。大きい実だと7個、小さいものだと20個ほどが入っている。7日からアルク小野田店などで販売を開始。初日は店頭に立ち、買い物客にアピールする予定だ。 

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