医療・福祉
2020年07月13日 12時59分  1面

宇部に設置予定の「地域外来・検査センター」で試行運用、新型コロナ第2波に備え【宇部】

抗原検査のデモンストレーションを受ける市職員(市休日・夜間救急診療所で)

 新型コロナウイルスの感染が再拡大する第2、3波を見据え、県は市民窓口「地域外来・検査センター」を宇部市の市休日・夜間救急診療所敷地内に設置する。県内で同センターの設置場所が決まったのは初めて。12日には同所で、安全な検査手順や環境整備を検証するための試行運用が行われた。
 
 同センターは、医師が患者に感染の疑いがあると判断した場合、帰国者・接触者相談センターを通さず検体採取が可能なもの。県が8医療圏に1カ所以上の設置を目指しており、市町や郡市医師会などの関係団体と設置に向けて協議している。宇部・小野田医療圏では宇部市を委託先とし、同診療所敷地内に8月上旬の開設を予定している。
 
 この日は、同診療所の受診者で発熱の症状があり、医師が必要と判断し、同意を得た市民の検体を採取する予定だったが、対象者がいなかったため、医師、看護師らの協力を得てデモンストレーションに切り替えた。
 
 PCR模擬検査は、旧診療所前に立てたテント内で実施。患者役の市職員が、保健師から渡された長さ約10㌢の容器に唾液を入れた。ふたをしっかり閉めて密閉し、提出する前に自身で容器の消毒を行った。
 
 抗原模擬検査では、住宅リフォーム業エムビーエス(宇部市西岐波山田)が寄贈した検体採取ボックス(幅・奥行き1㍍、高さ2㍍)を活用。医師がボックス内に入り、開口部に取り付けられたゴム製手袋を操作し、医療用綿棒で鼻咽頭ぬぐい液を採った。発熱と呼吸器症状が出ている患者の動線についての確認もあった。
 
 市健康福祉部の佐々木里佳部長は「課題もあったので、試験運用をきっかけに検査体制をしっかり整えられるよう検討したい。具体的には物品の問題、検査の流れを確認し、患者に安心して検査を受けてもらえると同時に、従事者が安心できるような環境づくりを考えていく」と話した。
 
 試験運用は、医師とのスケジュールを調整しながら、あと2、3回実施する予定。

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