教育
2020年04月23日 12時27分  11面

サビエル高校がリモート授業、休校中の生徒支援 新型コロナウイルス【山陽小野田】

宇部市の自宅でリモート授業を受ける西岡さん
学校での配信の様子

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休校中の生徒の学習を支援しようと山陽小野田市?山3丁目のサビエル高(松原秀樹校長、234人)は、学校で制作した授業プログラムを生徒が自宅に居ながらタブレット端末で視聴できるリモート(遠隔)授業を行っている。「自習よりも勉強が身に付き、生活リズムも崩れることがない」と好評だ。
 
 生徒の約半分が電車通学している同校では、8日に始業式・入学式を行ったものの、県内での感染の広がりを受け翌9日から5月2日までを臨時休校にした。
 
 この間、多くの高校ではプリントなどを配布して生徒が自宅学習しているが、同校では学校での授業と同じような環境をつくろうとリモート授業を実施。3月の臨時休校時にも取り組んだが、この時は生徒にオンラインで課題を提供するのが中心だった。新学期からは新たに動画も配信するなど、よりリアルなリモート授業となっている。
 
 動画は、先生が教室で黒板に書き込みながら教えたり、数学の問題をプリントの上で分かりやすく解いたりしている内容。理科、英語、社会だけでなく、画面の中の先生と一緒にストレッチをする体育や、先生がデッサンするのを参考にできる美術の授業も配信している。
 
 しかも午前8時55分の1時限の授業開始から6、7時限まで学校の授業と全く同じ時間割でコンテンツを配信。双方向性機能を使って出席を取ったり、検温報告など今の時期に心配な健康観察などもオンラインで行っている。 

 宇部市に住む西岡采花(ことは)さん(3年)は、自分の部屋の勉強机に座ってリモート授業を受ける。「学校に居るように授業を続けられることに感謝している」とにっこり。
 
 ウイルス感染の脅威もないし、ルームウエアを着てリラックスし勉強がはかどっている様子。母親の香苗さんも「他の高校のお母さんから、うらやましがられる」と話す。
 
 生徒へのアンケート調査にも「先生から『もっとこうしたらいい』のアドバイスがもらえるので分かりやすい」「毎日、学校に行くのと同じような生活ができる」の喜びの声が聞かれる。
 
 同校ではテレワークにも踏み切り、先生たちが半分ずつの通勤にしたり、職員室も2か所に分散するなど〝3密〟を避ける出来る限りの感染対策に努めている。
 
 松原校長は「2年前に全生徒にタブレット端末を配り普段から授業支援に利用していた土壌があったので、今回の非常時にもリモート授業をスムーズに導入できた。今後も生徒の学習機会の保障に努めたい」とした。
       

 

 

 

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