芸術・文化
2019年11月27日 14時05分  1面

鈴木さんの児童書が話題に インドの昔話を基に友情描く【宇部】

紙芝居「すてきなともだち」を手に魅力を紹介する鈴木さん(ANAクラウンプラザホテル宇部で)

 宇部市出身でインド児童文学の会代表の鈴木千歳さん(東京都世田谷区)が、インドの昔話を基に原作・翻訳し、紙芝居化された「すてきなともだち」(童心社刊)。はなしの工房主宰の長谷川忠さん(西岐波)が、公演活動しながらこの紙芝居の魅力を披露している。観賞者からは「友情の大切さが伝わってくる」と話題を呼んでいる。


 鈴木さんは高校まで宇部で過ごし、1970年日本女子大大学院児童学専攻(児童文学)を修了した。ユネスコ・アジア文化センター海外指導者派遣視察団員としてインド訪問を機に、主にインドの児童書翻訳に従事。インド児童書を日本に紹介する第一人者として、JBBY(日本国際児童図書評議会)インド識字基金活動に対して2001年AWIC章を受章した。IBBYインド支部の終身会員。


 鈴木さんは、長谷川さんの妻、秋子さんとは宇部高時代からの数十年来の友人。その縁で長谷川さんは鈴木さんの翻訳書に関心を持っていた。


 「すてきなともだち」は、三十数年前に出版されたインドの昔話「パンチャタントラ物語」を参考にした12場面で構成する紙芝居。昨年、刊行された。


 仲良く暮らすネズミ、カラス、シカ、カメが登場。ある日、狩人のわなに掛かったシカをみんなで助けるという内容。長谷川さんは、人間の生きていく知恵を盛り込んだストーリーとして着目。今年からその紙芝居の読み聞かせに取り組み、市立図書館のイベントや中学校などで魅力を発表している。


 「インドは懐の深い国。人と人のつながりの大切さをテーマにした昔話がふんだんにある。これからもインド書を日本人にたくさん紹介したい」と鈴木さん。


 長谷川さんは「この紙芝居は、人が集まると力になり、世の中が良くなるという深い話を動物に置き換えて伝えている。絵も楽しく描かれて、内容にぴったり。子どもたちに喜ばれている」と話した。

 

 

 

 

 

 

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