教育
2019年10月17日 14時09分  15面

「AIによる細胞の移動方向予測」 山口東京理科大の広井教授が貢献【山陽小野田】

AIを学習させるのに利用した、細胞の形態的特徴を示す画像(提供)
研究室で作業する広井教授(山口東京理科大で)

 科学雑誌PLOS ONEのオンライン版で公開されている慶應義塾大理工学部生命情報学科の舟橋啓准教授の成果「細胞は次にどちらに動く? 人工知能(AI)による細胞の未来の移動方向予測」に、山口東京理科大の広井賀子教授(45)も貢献し、共著者として掲載されている。


 筆頭著者の西本勝利さん(研究当時同科学生)は、細胞が遊走する際には事前に形状に変化が見られる性質を利用して、現在の細胞画像を基に未来の移動方向を予測できるAIを開発した。


 細胞遊走しているマウス線維芽細胞などの顕微鏡画像を用意。左上、右上、左下、右下の4領域のどこに動くのかを判別できるようにAIに学習させ、80%以上の精度で予測可能にした。


 また、このAIが何を根拠に予測しているのかを解析。画像を単に丸暗記して出力しているのではなく、遊走に必要な構造を画像から見つけ出して移動方向を示しているのを確認した。


 広井教授は、開発初期にAIに学ばせるデータ作成に貢献。細胞を培養して時系列データを取得するための実験指導を行った。「現在の細胞の画像から未来の状態を予測するのにAIが有効だと示したのが、一つの成果。がんの予後診断など、医療分野への応用が期待される」と話している。

 

 

 

 

 

 

 

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