地域
2019年07月19日 14時13分  13面

産業観光バスツアー、海と陸から「開作の歴史」を探訪【山陽小野田】

クルージングを楽しむ参加者(小野田港沖)
火力発電所の〝心臓部〟タービン・発電機の説明(上、中電新小野田発電所で)

 産業観光バスツアー2019「海と陸から探訪する開作の歴史」は18日、山陽小野田市内であり25人が中国電力新小野田発電所を見学したり、小野田港から出港するクルージングで工場群や竜王山の風景を楽しんだりした。宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会主催。


 コースは▽高泊神社▽浜五挺唐樋▽中国電力新小野田発電所▽小野田港クルーズ▽竜王山・本山岬。江戸時代、萩藩は財政建て直しのために開作(干拓)を積極的に行い、小野田地区でも海だった場所に排水用樋門を設置し藩内最大級の約400㌶の広大な高泊開作を整備した。その遺構である国の指定文化財「浜五挺唐樋」などを、山陽小野田語り部の会の嶋田紀和さんの案内で見学した。


 中電新小野田発電所では1、2号機合わせて出力100万㌔㍗で、県内で使われる電気の56%をまかなっているメガ石炭火力発電所の設備を見学。三澤英彰所長の「1986年から稼働しているが建設事業費の3分の1は環境対策に充てており、二酸化炭素を排出する施設ということでタービンを改良するなど常に効率的、安定的運転に努めている」の説明があった。


 工場の煙突に営巣し毎年、子育てにやって来るハヤブサの写真には「かわいいね!」の声が聞かれた。刈屋漁港から宇部興産大橋まで折り返したクルージングでも、船上デッキからの眺めに歓声が上がっていた。


 友人5人組で参加した藤井静美さん(72)=宇部市東須恵=は「隣の町に住んでいるが浜五挺唐樋は初めて訪れた。開作の苦労や歴史に感動した」。夫婦で参加した原田實さん(75)=山陽小野田市日の出2丁目=は「自分も薬品製造工場に勤め環境には配慮していたが、中電の火力発電所の徹底ぶりには感心した。海から見る古里の風景は新鮮だった」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

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