迫力の取組、宇部に活力 大相撲「満員御礼」

大相撲宇部場所は28日、俵田体育館で開かれた。横綱白鵬、日馬富士らが迫力ある取組を披露したほか、地方巡業ならではの「初切(しょっきり)」や力士と子供たちの稽古などもあり、この日を待ちわびていた地元のファンたちが、日本の「国技」を満喫した。同場所実行委員会(委員長・千葉泰久宇部商工会議所会頭)主催。

市制施行100周年に向けて新たに歩み出す年に、宇部活性化の起爆剤の一つにしようと、秋巡業として招致。宇部での大相撲は28年ぶりとなっただけに、朝早くから多くの観衆が詰め掛け、会場には「満員御礼」の文字が掲げられた。
取組は序二段から三段目、幕下、十両、幕内まで計58番を実施。宇部場所は九州場所前の秋巡業の最終地でもあり、力士たちは直前に迫った一年の納め場所に向けて熱の入った相撲を披露。投げ技や激しい突っ張りなどが出ると会場は大いに沸いたほか、結びの一番の両横綱の対戦はもちろん、県出身の豊真将、豊響、宇部出身の右肩上と隆齋藤が登場すると、ひときわ大きな歓声が送られた。
本場所にはない催しも豊富に行われた。「初切」では、力士が禁じ手などをユーモアたっぷりに紹介し、会場は笑いに包まれた。力士と市内の小学生による稽古では、子供たち20人が土俵上で「熱戦」を演じ盛り上がった。
土俵上ではこのほか、髪結い、綱締め実演、相撲甚句の披露、太鼓打ち分けなどを実施。ロビーでは握手会も行われ、来場者たちは力士との触れ合いを深めていた。
力士との稽古で土俵に上がった尾木健人君(上宇部小5年)は、豊響にぶつかった。「まわしを付けるのも相撲も初めてで緊張した。力士はすごく重かった。いい記念になった」と感想を語った。
勧進元の千葉委員長は「地方巡業としては盛況だったと思う。多くの人に楽しみ、喜んでもらえたのではないかと感じており、町の活力につながればうれしい」と話した。

カテゴリー:スポーツ2012年10月29日

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