宇部鴻城劇的サヨナラ、夢舞台初勝利

サヨナラのホームインをし、ベンチから飛び出したチームメートとハイタッチする樋ノ口選手(阪神甲子園球場で) 劇的なサヨナラ勝ちで甲子園初勝利を収めた宇部鴻城ナインは13日から、16日の2回戦に向けて本格的な練習を再開した。次戦の相手は長崎代表の佐世保実で、初戦と同じく主戦投手は左腕。午前11時から大阪市住之江区の南港中央球場で、打撃練習などを行った。

11日の富山工との初戦は、4番打者に3点本塁打を浴びるなど三回表までに4失点と、打撃力で富山大会を制した相手の得意な展開になりかけた。しかし、三回の裏に3番樋ノ口、4番金丸の連続適時打などで1点差に迫ると、五回にはまたも金丸が適時打を放って同点に追い付き、得意な接戦に持ち込んだ。
終盤は互いに何度も好機をつくったが、あと一本が出ず。宇部鴻城は九回表のピンチを抑えて迎えたその裏、1死から樋ノ口が左中間に二塁打。続く金丸の強いセカンドゴロが失策を誘い、樋ノ口が一気にホームインした。
初出場で初戦を突破するとともに、県勢の初戦連敗を6で止めた尾崎公彦監督は「4点を追う展開になったが序盤だったので、気持ちを切り替えた。接戦はうちのペース。校歌を聞いて涙ぐんでしまった。次も初戦同様、挑戦者の気持ちで伸び伸びとしたプレーを期待している」と話した。
西野孝太郎主将は「序盤は雰囲気にのまれ、体が硬かった。笹永も球が浮いていたが、次第に低めに制球できてきた。1回戦を勝ったが、まだまだこれから。次は初回から力が出せるように準備したい」と気合を入れ直した。
3打点の金丸将選手は「左投手はあまり好きではないが、いい場面で打てたので結果には満足している。次も左投手。狙い球を絞って走者を返したい」、笹永投手は「前半はボールが高かった。実戦から離れている影響もあったかもしれない。次はベストピッチをして、完封したい」と次戦の意気込みを語った。
佐世保実は札幌一との初戦を5─3で勝利した。試合を観戦した西岡和也コーチは「一つ一つの動きから、よく鍛えられていることがうかがえた」と印象を語った。
▽1回戦
富 山 工
013000000|4
003010001|5
宇部鴻城
(富)亀沢─西野
(宇)笹永─西野
▽本塁打=荒城(富)▽二塁打=金丸、樋ノ口(宇)

カテゴリー:スポーツ2012年8月13日

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