山口大会陸上 新居田選手 大会新、藤津選手 昨年の雪辱 そろって2種目制覇

大会新記録を出した新居田選手(右、24日午前9時すぎ)50㍍走で好走する藤津選手(24 日午前10時すぎ、維新公園陸上競技場で) 【陸上競技】山口市の維新公園陸上競技場で最終日も熱戦が続き、宇部勢が活躍した。車椅子使用・1部(39歳以下)の新居田ゆかり選手(26)=Step Track&Field Yamaguchi=は、ソフトボール投げで大会新記録の11㍍08をたたき出し、頂点に立った。知的障害・青年(20~35歳)の藤津洋子選手(21)=宇部蒲鉾=も50㍍で、大会記録にあと0・14秒と肉薄する7秒64の好記録をマークして優勝。2人とも前日の100㍍を制しており、相次ぎ二つ目の金メダルを手にした。

新居田選手は、前夜はよく眠れて体調はベスト。朝起きると「きょうはいける」と思った。大会3日目にして、晴天とほぼ無風という投げやすい天候にも恵まれた。
2投までは前回の千葉大会で出した10㍍69に届かなかった。最後の1投を前にボールの握り具合を何度も確認。目標を見定め、落ち着いて投げられるように祈った。
競技を終えてスタンドに応援してくれたチームのメンバーを見つけると、笑顔で大きく手を振った。
表彰式で金メダルを胸に「4回目のメダルを取れてうれしい。記録を更新できて良かった」と話しながら「今度は自己ベストの12㍍を更新したい」と次回大会に意欲を見せた。
藤津選手は、過去出場3大会の成績は金5個銀1個で、唯一の銀が昨年の50㍍だっただけに、「この1年間は、金だけを目標に今まで以上に練習した。雪辱を果たせ、うれしい」と笑顔で話した。
陸上を本格的に始めたのは、宇部総合支援学校の高等部に入学してから。2年生の時に初めて出場した大会で、少年・知的障害50㍍で大会記録7秒41をマークし、全国に名をとどろかせた。100㍍はその後、全て金メダル。50㍍は昨年、生まれて初めてのフライングを喫し、銀にとどまった。
「慎重になった分、スタートはイメージより出遅れたけど、その後はうまく走れた。地元だけに、たくさんの声援が届き、気持ちよくゴールできた」と振り返った。次の目標は「青年の部の大会記録」と言う。在学中から指導に当たり、今回は介助者として同行した箕越典秀教諭は「昨年のミスを克服する素晴らしい走りだった」とたたえた。

カテゴリー:スポーツ2011年10月24日

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