山陽小野田市、炬火イベント盛大に

声援を受けながら炬火を運ぶ少年野球須恵ファイターズのメンバー(須恵小近くで) 山口国体の開催100日前を記念した炬火(きょか)イベントは19日、市内各所で炬火の採火式、リレー、集火式があり、市民約1000人が参加して、本番まで3カ月余りのカウントダウンに入ったスポーツの祭典に、心を躍らせた。炬火名は、市内烏帽子岩の会社員、高田清明さん(60)が応募した「がんばろう絆でつながる山陽小野田希望の火」に決まった。

炬火イベントは山口国体・山口大会の市実行委員会が主催。競技開催会場となる山陽国際ゴルフクラブ、県立おのだサッカー交流公園、市野球場の3カ所で、木の棒をくぼみのある板に密着して回し、摩擦熱で火をおこす舞錐(まいぎり)式で、オリンピックの聖火に当たる国体の火を採火した。
県立サッカー交流公園では少年野球チーム、小野田ドラゴンズの小学生28人が見守る中、ボーイスカウトが火をおこし、黄色い火がトーチにつくと歓声が上がった。午前10時に同チームのメンバーがトーチを先頭に、広げた国体旗と共に小野田工高の小野田南コース第1中継地までの区間を走った。沿道からは誇らしげに走るランナーに「頑張れ」と声援が送られた。
炬火は小野田北、同南、山陽北、同南の4コースをリレー。山陽地区の火は一つにまとめられ、市内を回った三つの炬火は午後0時40分、市民体育館に集まった。
10月1日に山口市で開かれる山口国体総合開会式で〝山陽小野田市の火〟としてトラックを走る第1炬火ランナーに決まった元高校教師、村上文男さん(63)=厚狭成松=の持つトーチに一つにまとめられ、それが炬火台にともされると館内は大きな拍手に包まれた。
実行委員会会長の白井博文市長は「リレーにはスポーツ少年団の子供たち600人が参加し、炬火をつないでくれた。今までは準備段階だったが、きょうからは本番の始まり。市民挙げて大会を盛り上げていこう」とあいさつした。
炬火名は51点の応募から選ばれた高田さんの作品で、厚狭水害、東日本大震災は命や財産を奪ったが、支え合うこと、絆の大切さを教えてくれたとの思いが込められている。
小野田南部コースの最終ランナーを務めた少年サッカー須恵FCの西久保翔太主将(須恵小6年)は「チームみんなで、大きな声を掛け合いながら走ったので盛り上がった。本番ではサッカー競技を間近で見るのが楽しみ」と話した。
炬火第1走者の村上さんは佐賀国体(1976年)、長野国体(78年)の陸上1500㍍に県代表として出場。「選ばれて光栄。頑張って炬火を山口市に届けたい」と目を輝かせた。
集火式会場の市民体育館では「カウントダウンフェスタin山陽小野田」が開かれ、綱引き、パン食い競走、会場となる競技種目にちなんだサッカーのリフティング大会など多彩な催しで、機運を盛り上げた。
この日、採火された炬火はランプに入れられ、9月末まで市役所1階ロビーに展示される。

カテゴリー:スポーツ2011年6月20日

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