伊藤さん、全国大会へ 障害者パワーリフティング

大会を1カ月後に控え練習に熱が入る伊藤さん(パワーハウス山口で) 山陽小野田市高栄一丁目のトレーニングジム、パワーハウス山口(福嶋康人さん主宰)に所属する伊藤浩一郎さん(32)=宇部市中野開作=が、六月七日に東京で行われる全日本障害者パワーリフティング選手権ベンチプレスの部に初出場する。

伊藤さんは、おととし、脊髄(せきずい)を圧迫骨折し、下半身まひの障害を負った。妻・夕祈子さんと福嶋さんが会社の同僚だったのが縁で、昨年十月にジムに入門し、ベンチプレスと出合った。 「自分にできるものが見つかり、うれしかった」と言う伊藤さん。挙げられる重さがどんどん上がっていくベンチプレスの魅力にはまり、現在は週二回、同ジムで練習を重ねている。最初は六十キロが限界だったが、今では八十五キロを挙げられるようになった。「だんだんと競技の難しさも感じているが、自分と同じ階級(67・5キロ級)の人には負けたくない」と闘志を燃やす。
指導する福嶋さんによると、ベンチプレスは健常者よりも障害者の方が記録が高い。伊藤さんは競技歴一年足らずで八十五キロを挙げており、上達スピードがかなり速いという。
六月の全国大会には、特別に昨年のパラリンピックでメダルを獲得した韓国選手も出場する予定で、世界のレベルを体感できる大きなチャンスだ。福嶋さんは「今はまだ、フォームを固めている段階。大会では世界のレベルを肌で感じてほしい」と話す。伊藤さんは「大会では目標の九十キロを挙げたい。最終的な目標はパラリンピック出場なので、トップレベルの実力も感じてきたい」と意気込みを語った。

カテゴリー:スポーツ2010年5月17日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single