鵜ノ島小でパラリンピアン講演

鵜ノ島小(石田大吾校長、155人)で27日、リオデジャネイロ・パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得した官野一彦選手(36)=千葉県=が講演した。自らの経験を通じて競技の魅力を語り、今を精いっぱい生きることの大切さを5年生27人に伝えた。

官野さんは22歳の時、サーフィンの練習中に波に巻かれ、海底に頭部を強打して頸椎(けいつい)を破裂骨折。医師から「もう歩けない」と告げられ希望を失っていた入院中、いつも笑顔の母親が夜中にすすり泣く声を聞き「これ以上悲しませたくない。前向きに、強く生きて行こう」と気持ちを切り替えた。

リハビリを経て、24歳で車いすラグビーに出合うと、翌年には日本代表入り。ロンドンパラリンピックで4位、リオでは3位となり、人生で一番の喜びを味わったが、優勝チームが誇らしげに国家を歌うのを目の当たりにし、2020年東京パラリンピックでの金メダル獲得を目指して再び戦うことを決意した。官野さんは「夢を目標に変え、達成するために何が必要、もしくは足りないのかを考えて努力を積み重ねれば、きっとかなう。諦めずに最善を尽くして」とエールを送った。

実演では、児童が車椅子のぶつかり合いに挑戦。官野選手が車椅子に力強くタックルすると、豪快な衝撃音が体育館内に鳴り響いた。幾田芙梛さんは「迫力満点だけど、実際に体験して痛みが全くないことに驚き。パラリンピックの試合を心待ちにしている」と目を輝かせた。

講演は、宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)が、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会と連携して開催。パラリンピックの正式競技「ボッチャ」の体験教室もあった。

カテゴリー:教育・文化,スポーツ2018年2月28日

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