山陽オート場でサイクルフェスタ
自転車競技の普及を目的とした「やまぐちサイクルフェスタ2018」は24日、山陽オートレース場で開かれ、県内外の愛好者がレース2競技や試乗会を楽しんだ。日本写真判定主催。
1時間耐久レースには競技経験者を中心に延べ48人がエントリーし、個人や2、3人のチームで1周700㍍の外周走路を走った。オートレース場は競輪場と比べると、傾斜が緩やかという。上位にランクインした森悠太さん(30)=宇部市西岐波=は「普段よりも真っすぐに進みやすかった」と振り返り、「レース場で走れる機会は貴重」と話した。
レースには大人に交じって、競技歴が浅い小・中学生も出場。個人タイムトライアルに出場した下関市の宮本理桜さん(川中中2年)は「レースは初めて。周囲の人から見られながら走るのはとても緊張したけど、楽しかった」と笑顔だった。
大手メーカー2社の協力により、試乗コーナーが設置された。来場者は最新の自転車やホイールを借り、場内を自由に走って使い心地を確かめていた。2人乗り自転車「タンデム」の試乗もあった。