宇部鴻城高出身のプロゴルファー竹谷選手、ツアー初優勝がメジャー

宇部鴻城高出身のプロゴルファー、竹谷(たけや)佳孝選手(34)が22日、茨城県笠間市の宍戸ヒルズCC西(7402ヤード、パー72)で行われた男子ゴルフのメジャー大会、日本ツアー選手権最終日に8バーディー、4ボギーの68で回り通算17アンダー、271でツアー初優勝を飾った。優勝賞金3000万円と5年間のシード権を手にした。高校時代は野球部の遊撃手として活躍していた。

竹谷選手は2日目から首位タイに立ち、最終日も得意のパターが好調でスコアを伸ばした。ロングパットが面白いように決まり、9番からは5連続バーディーを奪う神懸かり的なプレー。しかし初優勝へのプレッシャーからか17、18番はボギーをたたき、最終組で一緒に回った李尚熹選手に並ばれた。プレーオフと思われたが、李選手が11番でグリーン面を改善したとして2罰打が科せられたため、プロデビュー8年目にしてツアー初優勝を手にした。
家族が見守る中での優勝インタビューでは「家族に恩返しがしたかった。ツアー選手権の勝者として恥じぬように一からやっていきたい」と宣言した。
山口市江崎出身。169㌢、66㌔。小学1年生から野球を始め、川西中では遊撃手として活躍。高校では当初、大学進学を目指すためにクラブ活動ができない特別進学コースに在籍したが、野球への夢が捨てきれず2年から普通科に移籍した。
体育教師で野球部の部長を務めている藤永隆士先生は「野球、サッカー、バレーなど何をやらせてもうまい、スポーツセンス抜群の子だった。特に足が速く、50㍍走は6秒ジャストぐらいで走っていた。野球部では、すぐに遊撃手のレギュラーに抜てきされた。夏の大会後に主将に選ばれたが、残念ながら持病の腰痛が悪化し練習に来れないようになった」と振り返る。
退部後、竹谷選手はゴルフに興味を持ち、高校卒業後は九州ゴルフ専門学校(福岡県北九州市)に進学。2006年にプロテストに合格し、過去7年間の獲得賞金は876万円だった。昨年のチャレンジ最終戦で優勝し、下部ツアー賞金ランク2位で今季前半戦の出場権を獲得。最高位は今年4月の東建ホームメイトカップの14位だった。
藤永先生は「ゴルフで頑張っているという話は聞いていたが、大きな大会で初優勝を果たし喜ばしい限り。野球の道は夢半ばに終わったが、新たな夢を追いかけ続けてほしい」とエールを送った。

カテゴリー:スポーツ2014年6月23日

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