国内初のママさん格闘家が17日にデビュー

厚狭加藤の主婦、山本絵美さん(33)が17日に韓国のソウルオリンピックホールで開かれる総合格闘技の試合「ROAD(ロード)FC17」でプロデビューする。日本初のママさん格闘家として注目されるだけでなく、韓国でタレントとしても活動するソン・ガヨン選手(19)と対戦することから、現地では「美女ファイター同士の戦い」と話題だ。

身長152㌢と小柄な山本さんは2児の母。もともと格闘技を見るのが好きで、2年半前に長男の向記ちゃん(5)が幼稚園に通い始めたのを機に、出産を終えた体を引き締めるフィットネス感覚で、実家近くにある周南市の毛利道場(毛利昭彦代表)に通い始めた。
昼間、自宅ではエステティシャンの仕事をする。初めは週末だけのトレーニングだったが「強くなりたい」と夢中に。週3~4回、夜にトレーニングを重ね、男性と同じメニューをこなして筋力を向上させた。ベンチプレスでは40㌔を持ち上げる。
小学校から大学まで剣道に打ち込んだ。柳井工高(当時)で副将を務め、県大会で優勝した腕前を生かし、総合格闘技でも間合いを大切にし、隙を見て相手の懐に飛び込む。練習試合では男性を相手に三角締めで一本勝ちした。
子育てをしながらプロデビューする女性格闘家は前例がなく、熱中できるのは家族の協力があってこそ。自宅でシャドーボクシングをする妻を見守る康行さん(34)は「とことんやってほしい」と理解を示す。練習で帰宅が午前0時を回ることが多く、夫婦の実家が交代で子供を見る。長女の侑奈さん(厚狭小3年)は「絶対に倒して帰ってきてね」とエールを送る。
プロ初戦は5分2ラウンドで、体重47・5㌔級のスペシャルマッチ。約2・5㌔の増量が必要で、プロテインを取り、食事を1日5回に増やして基準をクリアした。
今回はアマチュアの試合と違ってプロテクターは身に着けない。山本さんは、タックルで素早く倒し、決め技の腕十字固めで勝利する考え。「日韓対決というプレッシャーもある。気持ちを強く持ち、支えてくれた家族や道場の仲間のために勝利したい」と話した。

カテゴリー:スポーツ2014年8月15日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single