レノファ練習場の整備、暗礁に

レノファ山口への支援策として、山陽小野田市が県立おのだサッカー交流公園内で目指していたJ1ライセンス基準の練習環境の整備計画が暗礁に乗り上げた。県有施設での整備に県が難色を示しているためで、市が持つ体育施設での整備も視野に「山陽小野田パートナーズクラブ」(会長・白井博文市長)と協議しながら、今月末までには方向性についての結論を出したいという。

練習環境の整備は選手の市内定住からレノファを地域に根付かせ、活性化につなげることも目的の一つ。J1基準を満たすには専用もしくは優先的に使える練習場に加え、隣接地にトレーニング室やミーティング室を備えたクラブハウスを設置する必要がある。

市には同公園内にクラブハウスを設けることで基準をクリアする狙いがあったが、申し入れに対し、県スポーツ・文化局には「一企業に対して、県有施設を専用もしくは優先的に使用させることはできない」と言われたという。

現在、同公園はレノファのJ2ライセンス申請で練習場となっているが、同局では「それは指定管理者の運用の範囲内」としており、J1基準ともなると、市が整備すべきと判断。県はスタジアムの整備を役割と捉えている。

レノファがJリーグへのJ1ライセンス申請の手続きを今月末にも始める意向。パートナーズクラブでは、他市での申請も検討していたレノファに対し、同公園を練習場とするように要望したこともあり、市の早急な対応が望まれている。

市によると、新たに練習環境を整備するほどの平地の市有地はなく、民有地の購入も難しいという。市が所有するグラウンドで整備するには利用している市民や団体の理解に加え、代替えグラウンドを整備する必要も生じてくる。

昨年12月から練習環境の早期整備に向けた署名活動を続けている、市民団体「山陽小野田レノファ応援団」では現状を考慮して今月末までだった期限の延長を決定。より多くの市民から署名を募り、市の動きを後押ししたい考えだ。

レノファでは6月末のJ1ライセンス申請期限に向け、今月末から候補地の決定、必要書類の確認などの調整を始め、Jリーグと整備計画の概要を調整しながら、6月初旬には最終的な整備計画をJリーグに提出したいという。

カテゴリー:地域,スポーツ2016年2月15日

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