リオ五輪旗手が常盤小など訪問

昨夏のリオデジャネイロ五輪で日本選手団の旗手を務めた、陸上十種競技日本記録保持者の右代(うしろ)啓祐選手(30)=スズキ浜松アスリートクラブ=が24日、常盤小と藤山中を訪れた。ハードルや走り高跳びの実演を織り交ぜ「夢に向かって」と題して講演。子どもたちに、失敗を恐れず、前向きに頑張る大切さを伝えた。

同競技は初日に100㍍、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400㍍、2日目に110㍍ハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500㍍を実施。勝者は「キング・オブ・アスリート」と呼ばれる。右代選手は日本選手権を6連覇。ロンドンとリオ五輪の日本代表で、2014年のアジア大会も制している。自己記録は8308点。

常盤小では「本物にふれる会」として、PTA(渡邉直伸会長)が招き、児童や保護者、中学生、地域住民ら約150人が聴講した。身長196㌢、体重95㌔の右代選手が迫力満点のハードル跳躍や、走り高跳びで1㍍70㌢のまたぎ跳びを披露すると「えーっ」「すごい」と歓声が起こった。児童6人に続き、投てき練習ボール(ヴォーテックス)も投げた。野球ボールならマックス145㌔という右代選手が投げると、体育館の端まで届いた。

講演では10種競技について紹介し、タレント活動をしている元日本チャンピオンの武井壮さんに指導を受けていたとも話した。リオ五輪2カ月前に棒高跳びのポールが折れて、左手親指骨折など全治3カ月の大けがを負ったが、1カ月で治し切った体験や、オリンピックの選手村、選手同士の交流の様子も語った。

夢をかなえるためには▽たくさん失敗し、悔しい思いをする▽苦手なことにも挑戦する▽感謝の気持ちを持ち続ける│の三つが大切と強調。質疑応答では、競技直前の心境について「ある日を境に『こんなに注目される、うれしい機会はない』と緊張感を楽しめるように変わり、力を発揮できるようになった」と話した。

陸上競技をしている6年の髙橋愛加さんは「中学から陸上を始めたと聞いて驚いた」、吉冨彩羅(さらら)さんは「ストロークが大きく、力強かった。目の前でお手本を見られて、夢のよう」と喜んでいた。

カテゴリー:教育・文化,スポーツ2017年2月25日

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