市八十八夜お茶まつり、新緑の”じゅうたん”満喫

茶摘み体験で新茶の収穫を楽しむ来場者(1日午前10時半、藤河内茶園で) 第23回宇部市八十八夜お茶まつりは1日、アクトビレッジおのと小野藤河内茶園で開かれた。今年は3月の寒の戻りで生育がやや遅れ気味となったが、新茶の色、味、香りとも良好。茶摘み体験では多くの市民が新緑の〝じゅうたん〟に分け入って一番茶を摘み取り、古里の名産品に対する理解を深めた。

今回から市が主催し、小野茶業組合など13団体が共催する形式に変わった。アクトビレッジおので行われた開会行事で久保田后子市長は「産業振興、健康、コミュニティーの面からお茶をPRしたい。きょうは宇部をまるごと楽しむ一日にしてください」とあいさつ。この後、全国植樹祭の開催を記念して、サクラの木の記念植樹を行った。茶小町による開会宣言でイベントが始まった。
茶摘み体験は、茶園の一部(2000平方㍍)を開放してあり、市内外から訪れた人たちが、主会場からのシャトルバスで続々と入場。宝物を探すようにして、柔らかい新芽を丁寧に摘み取った。小野小・中の児童・生徒も参加し、地域産業を学んだ。あねさんかぶりに絣(かすり)の着物姿には多くのカメラマンがシャッターを切っていた。新茶の試飲・販売もあった。初めて参加した梅津圭一さん(80)は「素晴らしい経験をした。一緒に参加した友人の言う通り、天ぷらにして味わいたい」と語った。
アクトビレッジでは、地元産品、小野のお茶を使った加工品の販売などでにぎわった。山口茶の銘柄の愛称募集や食べるお茶の販売、体験工房での製茶体験、うべ元気ブランドの紹介と販売、環境関連のパネル展もあった。
小野の茶園は1969~77年度に造成された。広さは70㌶。40戸の農家が代表的な「やぶきた」という品種を育てている。うち26戸でつくる小野茶業組合は2011年度に約511㌧の生葉を収穫し、加工した粗茶として110㌧を出荷した。

カテゴリー:季節2012年5月1日

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