宇部西高、薄寒桜もうすぐ見頃

開花を始めた薄寒桜と武永さん(宇部西高で) 寒さに耐え、一足早く本格的な春の訪れを告げているのは、宇部西高(市川利明校長)の敷地内に植樹された薄寒桜。明治時代末に日本からアメリカに贈る目的で栽培された原木の末裔(まつえい)になる。13日現在、四~五分咲きで、もうすぐ見頃を迎える。

この時、苗木が育てられたのが静岡県の旧清水市にあった当時の農商務省農事試験場。現在は、農林水産省所管独立行政法人の研究拠点の一カ所となっており、薄寒桜の原木1本だけが残っていた。
周防大島町でミカンを栽培している山本弘三さんが2004年に穂木を譲り受けて定植。接ぎ木で苗を増やした。樹木の生命を大事にする会の武永順次会長が山本さんから幼木を入手。そのうち1本を同窓会長を務めている関係で先月、宇部西高に贈った。
「薄寒桜は花が下向きに咲き、開花は例年2月中旬から3月上旬と早い。学校のシンボルとして、生徒や地域の人に親しまれる桜に育ってくれたら」と武永さん。
同校は1918年に開校して、もうじき100周年を迎える。廣瀬天正教頭は「生徒たちは造園関係の学習もしているので、樹木の生命を大事にしてくれるはず。日米親善の象徴としても大切に、開校100周年に向けて育てていきたい」と話した。

カテゴリー:季節2012年3月14日

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