竜王山にサンショウクイが飛来

サンショウクイを狙う愛好家(8日午前7時20分ごろ、竜王山で) 竜王山に、毎年9月上旬の1週間程度しか現れない渡り鳥・サンショウクイが、今週初めから飛来している。その姿をカメラに収めようとする愛好家たちで、頂上周辺は早朝からにぎわっている。

サンショウクイは、スズメ目サンショウクイ科の鳥で全長20㌢。背面は灰色だが腹面は白い。「ヒリリリー」という独特の鳴き声が特徴で、その鳴き声がさんしょうを食べた時のヒリヒリ感を連想させたことが名前の由来といわれている。
夏に日本や朝鮮半島などで繁殖し、東南アジアで越冬する。秋の渡りの際には大規模な群れをつくるのが特徴。竜王山には、毎年9月第1週前後に飛来。夕方に竜王山にたどり着き、翌日の早朝に南に向けて飛び立つという。宇部野鳥保護の会によると、今年は8月27日に最初の2羽が確認され、台風12号が通過した後の6日に約400羽、7日には300羽を確認している。
竜王山は、サンショウクイの大規模な渡りの群れを撮影できるスポットとして、愛好家の中では有名だといい、広島県から撮影に来ていた男性は「サンショウクイを撮影する人で竜王山を知らない人は素人」と語った。
宇部野鳥保護の会の崖登司之さんは「竜王山は虫がつきやすい桜の木が多いので、虫を食べるサンショウクイにとって好都合なのだろう。霜降山にもサンショウクイはやってくるが、撮影スポットとしては不向き。頂上まで車が入れるし、撮影しやすい点で、竜王山は県内外の愛好家に知られている」と話す。
例年ならば、100羽単位の群れが3、4回は見られるといい、崖さんは「天候などにも左右されるが、今週いっぱいは群れが見られるのでは」と話した。

カテゴリー:季節2011年9月8日

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