梅雨明け早い「前倒しの夏」

 今年は、梅雨明けが早く、「前倒しの夏」となった。昨夏の記録的な猛暑から一転し、気温は平年並みに推移したが、宇部市内のプールはオープン当初から盛況。8月後半は朝晩に涼しさを感じる天気になり、飲料水などの売り上げは平年並みとなった。熱中症患者は、昨年よりも大幅に減った。

【気象】山口県を含む九州北部の梅雨明けは平年より10日早い7月9日だった。7月は晴れた日が多く降水量は少なめで、8月前半に暑さはピークを迎えた。夜になっても気温が25度を下回らない熱帯夜は2日以降11日間続いた。
後半になると太平洋高気圧の勢力が弱まり、最高気温が30度を下回る日が続いて雨の日が多くなった。秋雨前線も姿を現して大気の状態は不安定になり、南から湿った空気が流れ込んだ21日朝、積乱雲が急激に成長して東岐波では突風が吹き、ボートなどが飛ばされた。
市内で8月に入って1㍉以上の雨が降った日は10日で、県西部の平年の8・3日をやや上回った。市内では短時間にまとまった雨が降る日があり、道路が冠水する被害も出た。
7月1日から8月29日までに、熱中症によって救急車で病院に運ばれた人は市内で16人。猛暑だった昨年の半分以下にまで減った。

恩田プール1.3倍
 【プール】恩田プールの一般入場者は、29日までで1万5823人と、昨年の1・3倍に増えた。土・日曜日にほとんど競技大会が開催されず一般開放できたことと、梅雨明けが早かったことが大きく影響し、7月は前年比1・6倍を記録。8月はほぼ例年並みに落ち着いた。
7月16日にオープンした西日本最大級のココランド山口・宇部のレジャープールも好調。猛暑だった昨年にはわずかに及ばないが、約4万人が足を運んだ。盆明けの雨続きで一時期は客足が減ったが、夏休み最後の日曜日となった28日は盛夏の日差しが戻り、今夏最多の2200人でにぎわった。今年から始めた食事や宿泊とのセット利用が人気で、家族連れや団体客が増えた。

7月好調、8月苦戦
 【ビアガーデン・飲料水】宇部全日空ホテルビアガーデンは、7月の来場者は昨年に比べ大幅に増加。好調なスタートを切ったが、8月は天候不順の影響で客足が鈍り、苦戦した。トータルでは、ほぼ昨年と同数という。
ビバックス宇部支店によると、昨年は猛暑だっただけに、飲料水の販売量は前年同期に比べると減少したが、ほぼ例年並み。商品ではスポーツドリンクが好調だった。

カテゴリー:季節2011年8月30日

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