“田植え前線”南下中

苗が流れた個所に新しく苗を植える日下さん夫妻(上千崎で) 田植えのシーズンが始まり、水を張った田では植えられたばかりの青い苗が風に揺れている。〝田植え前線〟は市内北部から次第に南下している。

上千崎の日下征記さんは親の後を継ぎ、二十五年前から妻の美智子さんと三十アールの田を作っている。
今年は二十二日に田植え機でコシヒカリを植えた。程よい雨になるかと思っていたら、二十三日は田から水があふれるほどの雨量で、植えたばかりの苗が流れてしまった。二十四日は夫婦で流れた個所に手植えをしていった。
千崎周辺の田は江汐湖の水を引いているが、家が少なく生活排水が入り込んでないため水質が良く、おいしい米ができると定評がある。
美智子さんは「売っても大したもうけにはならないので、今は家族や親せき用に作っている。消毒薬は薄めにし、農薬も極力抑えるようにしている」とこだわりを話す。
苗を補植するごとに水田には波紋が広がっていく。重労働だが、安心・安全な米を手にすると同時に、水面に映る青空を夫婦で楽しんでいる。

カテゴリー:季節2010年5月25日

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