威勢良く初競り

寒の入りとなる「小寒」の5日、宇部市中央卸売市場(青果市場、西平原)と市地方卸売市場(魚市場、港町)で初競りが行われた。威勢の良い競り声が場内に響き渡り、新年を迎えた市民の台所に活気が戻った。

【中央卸売市場】競りに先立ち、午前6時半からセレモニーがあった。開設者を代表して久保田后子市長が「皆さんには暑い日も寒い日も早朝から、市民の安定した食生活を支えてもらっている。さまざまなライフスタイルやニーズに対応していくことが必要。市民が地物を選び、しっかり食べてもらえるよう応援していく」とあいさつした。

同市場協会の大島三晴会長は「昨年は単価の下落で、残念ながら取扱金額が100億円を割った。今年は戌(いぬ)年。皆さんの商売が躍動する年になるよう願っている」と述べ、宇部果実組合の藤井耕次理事長の発声で三本締めを行った。

競りは7時から始まり、県産のハクサイ、キャベツ、九州産のキュウリ、ダイコン、レタス、カブなどが取引された。

市のまとめによると、同市場の2017年の取扱数量は野菜と果実を合わせて約3万4088㌧(前年比96・3%)、取扱金額は約91億7705万円(同88・7%)だった。

【地方卸売市場】午前5時に競りを開始。宇部沖を中心に瀬戸内海産の地物が多く並び、レンチョウ、コチ、イイダコ、ワタリガニ、ブリなどが次々と競り落とされた。北浦産のサワラ、イカ、サザエ、アワビ、ナマコをはじめ、下関や福岡、広島からの送りも多かった。

競り人や買い受け人による独特の掛け声や、値段や数量を表す指のサインのやりとりが繰り広げられ、合間を縫って仕事始めのあいさつを交わしていた。

宇部魚市場の渡辺祐章専務は「年始の天候が良く、量がそろった。地物が増えているという実感はある。世の中の景気が良くなり、魚の消費も上がってくれれば。市民の皆さんに地元の海の恵みを知ってもらい、魚食普及にもつなげたい」と話した。

市によると、同市場の昨年度の取扱量は約3890㌧(前年度比95・8%)、取扱金額は約35億3341万円(同96・0%)。

カテゴリー:季節2018年1月5日

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