中央卸売市場で正月飾りの競り

正月の縁起物として欠かせない輪飾りなどの競りが26日、宇部市西平原4丁目の市中央卸売市場(青果)で行われた。扇やエビなどが付いたカラフルな輪飾りから、ウラジロ、ユズリハといった素材まで集まり、活況を呈した。
量販店では輸入物のリースを販売しているが、市場で取り扱われるものは、生産者の思いがこもった手作りの温かさが魅力。扇やカラフルな旗などの飾りが付いた華やかさがこの地域の特色で、わらで作られた玄関用の門松も見られた。
競りは地物野菜に続き、午前8時から始まり、ずらりと並んだ商品が威勢よい声の中、次々と取引された。大きさや飾りもさまざまで、高値で競り落とされるものもあった。2007年から取り入れた相対取引も増えており、予約注文の商品は競り前に引き取られた。
市場の卸売業者として輪飾りを一手に引き受ける双葉宇部支社は「台風の影響がなく、ウラジロやユズリハなどはきれい。しかし、里山の状況で素材の入手が厳しくなり、生産者の高齢化や資材の高騰などもあり、入荷量も相対は前年の2割、競りは3割減」と語った。

カテゴリー:季節2013年12月26日

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