県警が拉致の可能性の高い9人を公表

県警は、県内で拉致された可能性を排除できない行方不明者23人のうち、家族の同意を得られた9人の名前を公表した。1957年に失踪してから56年が経過した人もいて、当時の足取りをたどるのが困難になってきている。帰りを待つ家族が亡くなるケースもあり、外事課は「どんな小さな情報でも提供してほしい」と呼び掛けている。

今回の公表は、警察庁の方針で全国の都道府県警がほぼ一斉に行った。山口県警のホームページには、9人の名前や年齢、身体的な特徴など6項目が掲載されている。このうち、地元関係は、宇部市の國廣富子さん(当時24歳)と旧・小野田市(現・山陽小野田市)の後藤時徳さん(同31歳)。
國廣さんが失踪したのは76年8月2日の夜。新しい外科病院に初めて出勤し、婚約者に送られて午後5時半ごろ帰宅。笹山町の自宅から50㍍離れた自動販売機まで、300円を持って母のたばこを買いに出た時は、緑色の綿シャツに薄黄色のハーフパンツ、白のサンダルという軽装だった。身長は約153㌢。血液型はO型。2002年に家族は「拉致された可能性がある」と宇部署に捜索願を提出。「会うまで頑張らなくては」と話した母は、03年に亡くなった。
電気工の後藤さんは1988年11月30日に家族に「うどん屋に行く」と言って自宅を出てから失踪した。身長は約173㌢。血液型はB型。
同課は、交友関係などの聞き込みを続けているが、失踪から長い時間が経過して、情報はほとんど得られていない。情報は同課(電話083─933―0110)へ。

カテゴリー:事件・事故2013年8月13日

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