787不具合、全日空便欠航

長い列ができた全日空のカウンター(12日午前10時すぎ、山口宇部空港で)

山口宇部空港を12日午前8時に出発予定だった、東京・羽田行きの全日空692便(乗客142人)は、使用するボーイング787型機でエラーメッセージが出たため欠航した。同型機はバッテリートラブルで運航を停止し、今月1日から本格的に復帰したばかり。再び起きたトラブルに乗客からため息が漏れた。

全日空広報室によると、出発しようとすると右側主翼のエンジンが動かなかった。同空港で点検し、動けば羽田空港に戻して整備をするが、まだ原因を調べていて、飛び立つまでどれくらいの時間を要するかは分からないという。
一部の乗客は、後便の767型機を使う694便に乗り換えた。手荷物を持った乗客が、係員に誘導されながら駐機場を歩いて移動し、タラップを上がった。搭乗に時間がかかり、同便は出発が約1時間10分遅れた。
国内線ターミナルビル1階にある全日空の窓口は、払い戻しと乗り換え手続きをする客で混雑した。順番待ちの列の長さは数十㍍になり、最後尾が2階の搭乗口にまで延びた。
窓口では声を荒らげる乗客の姿も見られた。東京に出張予定だった、宇部市神原町の団体職員の男性(55)は「久しぶりに使ったら欠航なんて。午前中の仕事はキャンセルしました」と困惑していた。
復帰後も787型機ではトラブルが続き、今回で4件目。2日には日本航空の国際線でバッテリー収納容器の内外に圧力差が生じて使用を中止。10日には全日空の国内線で左側エンジンの不具合を示すエラーメッセージが出て欠航。11日は日本航空の国際線で左エンジンの防水装置に不具合の計器表示があり、出発空港に引き返した。

カテゴリー:事件・事故,その他の話題2013年6月12日

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