昨年の人身事故300件を下回る

山陽小野田警察署(廣嶋正光署長)は、昨年1年間の市内の交通事故状況をまとめた。人身事故は299件で、平成になって初めて300件を下回った。負傷者は366人、死者は4人。物損事故を含めた全事故数1981件のうち、事故の主な原因をつくった第1当事者は60歳以上が3割に達し、道路ではない駐車場などでの事故も625件で3割を超えた。

人身事故は2011年から16件減。6年連続で500件を超えた2001年以降、わずかな増減を繰り返しながらも減少傾向にあった。負傷者も11年より32人減るなど減少を続け、死者は20年前の20人を頂点に増減はあるものの減少傾向だ。
事故の発生時間は帰宅などで交通量が増す午後5時台が最も多く、午前中では通院や通勤時間となる10時台と7時台が目立つ。原因では安全不確認と前方不注視が半数以上を占めた。
第1当事者は65歳以上の高齢者が401人と多く、60歳以上では601人。16~24歳の若年も325人と目立ち、15歳以下も13人いた。
路線別では身近な生活道路となる市道での事故が512件と多く、次いで県道の412件。幹線道路の国道では190号で337件、2号と316号で各48件が発生。道路ではないという安心感からか、駐車場などでの事故が625件も起きている。
人身事故は追突によるものが124件と最多で、人対車両が25件。事故による死者でも4人中3人が道路を横断中にはねられた歩行者だった。ひき逃げも2件発生した。
県警では高齢者による事故に歯止めをかけようと、10年から「お年寄りの交通事故防止県民運動」を年2回実施。11年からはスピードダウン運動を展開し、ゆっくり走るペースメーカー車の普及にも努めている。
同署交通課の市川宗昭課長は「事業所にお願いしているペースメーカー車は今後、個人にもお願いしていく。各地域での交通安全講習やさまざまなイベントを利用し、地域とも連携しながら安全運転の啓発に努めたい」と話した。

カテゴリー:事件・事故2013年2月7日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single