県内昨年度、家庭内での高齢者虐待164人

高齢者虐待

家庭内で虐待を受けた県内の65歳以上の高齢者が164人に上ることが、県の2011年度のまとめで分かった。その8割が女性で、身体的虐待が7割を占めた。虐待者の続柄は息子が4割だった。

調査は、県内の市町窓口に相談、通報された344件のうち、虐待が確認された高齢者についてまとめた。
それによると、虐待された高齢者は164人で、10年度より4人減ったが、07年度140人、08年度153人、09年度156人と増加傾向にある。
男女別では、男性18・2%、女性81・8%で、圧倒的に女性が多い。
複数回答による虐待の種別では、身体的虐待が111人(67・7%)、暴言などによる心理的虐待が63人(38・4%)、お金を渡さないなどの経済的虐待が55人(33・5%)、介護の放棄などのネグレクトが43人(26・2%)。このうち経済的虐待が昨年度の36人(21・4%)より増加している。
虐待をしたのは、息子が43・7%と最も多く、次いで夫20・1%、娘12・6%と男性が多い。
虐待発見のきっかけとなる相談・通報は、介護支援専門員など介護・行政関係者が45・1%で最多。民生委員は9・0%にとどまっており、外部からの発見の難しさを示している。
こうした事態に対し、市町は90件について擁護者と分離する措置をとった。分離しないケースについては、擁護者への助言・指導、介護ケアプランの見直しなどを行った。

カテゴリー:行政,事件・事故2012年12月22日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ