福山の火災受け特別査察

ホテル代表者に設備の状況などを聞く消防署員(15日午前10時、東新川町のホテルで) 死者7人、負傷者3人を出した広島県福山市のホテル火災を受けて、宇部・山陽小野田消防局(杉野嘉裕消防長)は、15日から両市内のホテル・旅館を対象にした特別査察を始めた。消防署員が各施設に立ち入り、防火設備の状況や避難経路が確保されているかをチェックした。

査察対象は3階以上の宿泊施設で、両市内には31施設。同局では、14日の消防庁通達、県の通知を受けてデータを処理し、対象施設と連絡を取りながら今週いっぱいには済ませたいとしている。
15日は5施設を回った。このうち宇部市東新川町のホテルには、署員2人が立ち入り、フロントや各階の部屋、屋外階段などを回りながら、防火管理者や訓練の計画、屋内消火施設の設置状況、避難経路や防火区画の管理の徹底、喫煙等の火気管理、身の回り品の防炎性能などを調べ、代表者から話を聞いた。
消防庁通達では、消防法令違反の是正の徹底、夜間における応急体制の確保、火災予防対策の推進など、防火安全対策の徹底を図るよう求めている。同局でも、大きな事故で社会的影響があるだけに、ソフト面の改善や危機管理意識の喚起に努めたいとしている。
福山市での火災は13日早朝にホテルプリンスから出火し、一部木造で4階建ての施設が全焼。この火事で宿泊客7人が死亡し、従業員1人を含む3人が大けがをした。排煙設備など建築基準法上の不備があったとされている。

カテゴリー:事件・事故2012年5月15日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ