春の嵐、町を荒らし 転倒1人負傷

駐輪場では自転車約80台がなぎ倒された(JR宇部新川駅で) 日本海の低気圧が急速に発達しながら北東に進んだ影響で、3日夜にかけて西日本などの広い範囲で強風が吹き荒れ、宇部市では公共交通機関の乱れや停電が発生したほか、建物が損壊。1人が負傷した。

低気圧から延びた寒冷前線が県上空を通過した同日午後は猛烈な風が吹いた。市中心部では午後3時ごろに瞬間最大風速が30・7㍍(市防災危機管理課調べ)と台風並みを記録した。
同日午後1時半すぎ、明神町の商業施設のタクシー乗り場付近を歩いていた女性(84)が風にあおられて転倒。顔にけがを負って救急車で病院に運ばれた。
屋根飛ばされ窓ガラス割れる
 建物の損壊も相次いだ。岬漁港では漁業施設の屋根の波板約80平方㍍が飛ばされ、西宇部小と常盤小では校舎玄関の窓ガラスが割れた。いずれもけが人はいなかった。
JR宇部新川駅前ではビルの屋上の看板が飛ばされ、歩行者や通行車両の安全を守るために付近道路が一時通行止めになった。
運転見合わせ
 山口宇部空港発着の空の便は、羽田空港の悪天候で全日空(ANA)が4便、日本航空(JAL)が3便欠航。乗客865人の足に影響した。
JR宇部線は午後3時すぎに風速が規制値を超え、運行を一時取りやめた。宇部新川-居能駅間では列車が約30分間にわたって立ち往生。助田町踏切の遮断機が下りっぱなしになり、国道190号で渋滞が起きた。
停電、倒木も
 宇部市奥万倉では飛来物が高圧配電線を切断し、午後2時半ごろから約10分間、約1600戸で停電した。  小松原町で樹木が倒れて道路をふさいだほか、丸尾街区公園では支柱が倒れて電線が切れた。
真締川公園では、豪州ニューカッスル市との姉妹都市締結を記念して植えてあったミモザが倒れた。市は元通りに植えることを検討している。

カテゴリー:事件・事故2012年4月4日

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