振り込め詐欺1000万円被害、通貨取引で脅され

宇部市内の高齢女性(81)が、外国通貨売買取引名目で現金1000万円をだまし取られていたことが24日、明らかになった。県内でこれだけ多額の被害が判明したのは今年初めて。宇部署が詐欺事件として捜査している。

女性宅には21日ごろに郵便で「アフガニスタン・アフガニ両替のご案内」と題したリーフレットと「通貨購入予約権利申込書」が送り付けられた。
男が電話してきて「151口申し込んだから金を振り込め」と要求。心当たりがない女性が困惑していると「財産が差し押さえられたり、警察が捜査する」と脅かして1510万円を指定した金融機関から振り込むように求めた。
女性は一人暮らしで誰にも相談できないまま23日に金融機関の窓口から1000万円を都市銀行の口座に振り込んだ。
24日に別の金融機関から510万円を振り込もうとしたが、職員が呼び掛けて思いとどまらせ、連絡を受けた同署員が駆け付けた。
市内では、別の高齢女性も同様の手口で300万円を振り込もうとして職員に止められている。
国民生活センターによると、別の業者が出てきて購入額よりも高く買うと持ち掛ける手口もある。過去にはイラクやスーダン通貨もあった。
勧誘時は「通貨を買えば貨幣価値が上がり復興支援になる」「資源豊富な国で政情が安定してきたので必ず価値が上がる」などのセールストークが使われることが多い。
実際に買い取りが行われたケースは1件も確認されていない。アフガニスタンの通貨は日本の銀行で取り扱っておらず、国内で日本円に換金するのは極めて困難という。

カテゴリー:事件・事故2012年2月25日

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