昨年の宇部署、犯罪認知8年連続減

宇部警察署(安部正之署長)は昨年1年間の犯罪認知件数をまとめた。総数は1646件(前年比73件減)で、8年連続で減少したが、1月の小学生刺傷事件のほか2件の殺傷事件が発生したことなどから、体感治安の向上が課題になっている。

犯罪認知件数は警察が犯罪の発生を認知した件数。同署が県内全体1万1451件の約14%を占める。罪種では窃盗が最多で、内容別では自転車盗が449件(前年比51件増)、万引きが255件(23件減)、侵入盗が108件(同8件減)、車上狙いが65件(同14件減)だった。
子供が狙われた犯罪は県内の約2割を占めた。昨年1月24日の夕方、下校中の小学生が男に包丁で切り付けられた事件は市民に大きな衝撃を与えた。
振り込め詐欺被害も目立った。発生は8件で前年より1件増えた。宇部工高の卒業生宅を狙った連続事件では3人が合計550万円をだまし取られたが犯人は捕まっていない。
同署生活安全課の藤本浩治課長は犯罪認知件数の減少を「地域の安全安心の意識が高まり、取り組みが効果を出した」と評価。窃盗で最も多かった自転車盗を減らすことを重点の一つとして「盗まれた自転車の約6割が無施錠で駅や大規模店舗などの発生が目立つ。ロックを二重にするなど対策を取ってほしい」と話した。
少年犯罪は170件で前年より31件減少。万引きと自転車盗、占有離脱物横領が約76%を占めた。

カテゴリー:事件・事故2012年1月18日

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