ピスト自転車、県内初検挙

ペダルが後輪の駆動と直結した手動ブレーキがないピスト自転車に公道で乗ったとして、宇部署は16日、宇部市内の男子大学生(23)を道交法違反(制動装置不良自転車運転)の疑いで検挙した。ピスト自転車による事故が全国的に相次ぎ、死者も出たことから警察が取り締まりを強化しており、検挙は県内初。

同署によると、男子大学生は10日午前11時20分ごろ、ピスト自転車であすとぴあ5丁目の市道の坂を下る途中にバランスを崩して転倒した。目撃者が110番通報し、頭をけがした男子大学生は救急車で病院に運ばれた。
制動装置不良を確認した同署は任意で取り調べを進め、交通切符(赤切符)で処理した。
同署の取り調べに男子大学生は「自転車は友人からもらった。すぐに止まれないが法律に違反するとは知らなかった」と話し、反省しているという。
ピスト自転車は後輪にダイレクトに駆動が伝わる分、下りではスピードが出る。止まるときはペダルを逆に踏むが、手動ブレーキよりも制動距離が伸びる。
道交法では公道を走る自転車は前後輪にブレーキを備えなければならず、違反した場合は5万円以下の罰金が科せられる。
今年に入って東京都内でピスト自転車が歩行者に衝突して死傷させる事故が相次ぎ、全国的に取り締まりが強化された。9月下旬にはお笑い芸人の男性が検挙されて注目を集めた。
今後、男子大学生は書類送検され、略式裁判で量刑が決まる。

カテゴリー:事件・事故2011年12月17日

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