山陽小野田署、高齢者対象に交通安全講習会

道路横断にかかる時間を教わる高齢者(東高泊の第一日の出交差点で) 山陽小野田市東高泊の第一日の出交差点で18日、周辺地域の高齢者を対象にした交通安全講習会が開かれ、約40人が参加して安全な道路の渡り方などを学んだ。

同交差点では、7月16日午後8時前、道路を横断中の80歳の男性が軽乗用車にはねられ、死亡する事故が発生しており、横断歩行者の交通事故防止対策の一環として山陽小野田警察署が実施した。
講習会には、地域の老人クラブのメンバーらが参加。山陽小野田署交通課の市川宗昭課長が「道路には至る所に危険があふれている。しっかり勉強して帰ってほしい」とあいさつし、同課の山下富美雄巡査が道路横断の注意点を説明した。
山下巡査は「片側1車線の道路を横断するのには7~8秒かかる。8秒で時速40㌔の車は88㍍、50㌔の車は112㍍進むので、渡り始めた時に対向車線の車が時速40㌔なら、約90㍍は離れていないとはねられてしまう」と言い、実際に88㍍が、どのくらいの距離かを示した。参加者は「かなり遠いね」などと感想を語り合っていた。
説明を聞いた71歳の男性は「道路は横断歩道をきちんと渡らないといけないし、夜は反射材を着けて歩くことが重要だと改めて感じた」と話した。
市川課長は「現場を実際に見て『こんな所で事故があったのか』と思ってもらえれば、交通安全意識の高揚につながる。意義のある講習会になった」と述べた。
8月17日現在、県内の交通事故死者は37人(前年同期比20人減)。このうち65歳以上の高齢者が21人と57%を占めている。山陽小野田署管内で発生した2件の交通死亡事故で亡くなった2人も高齢者だった。

カテゴリー:事件・事故2011年8月19日

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