宇部署上半期、少年補導 大幅な減少

今年上半期の宇部警察署(安部正之署長)管内の非行少年の補導人数は91人で、前年同期より46人減った。33・6%の大幅減にもかかわらず、県内全体では、下関市内3警察署の合計人数より多く、市町別では県内最多だった。同署では引き続き非行を起こさせない環境づくりを進める。

学職別では中学生が最多の48人(前年同期比9人減)で、補導の半数以上を占めた。高校生の21人(同16人減)が続いた。その他学生、有職・無職少年も減少したが、小学生は6人で1人増えた。
罪種別では、窃盗犯が62人(同15人減)と最多で全体の約7割を占めた。このうち、初発型非行の万引きが51人(同13人減)。次いで粗暴犯が11人(同2人減)、特別法犯2人(同8人減)だった。凶悪犯は1人(同1人増)で、自宅に放火しようとした中学生が現住建造物等放火未遂で逮捕された。その他は15人(同18人減)だった。
藤本浩治・同署生活安全課長は「罪種別で窃盗が大きく減少したのは店の防犯対策だけでなく、地域の少年に非行を起こさせない雰囲気づくりが効果を出したのでは」と評価した。
依然として中学生の非行少年の割合が大きいことから、同署ではスーパーやディスカウント店での中学生ボランティアによるパトロールで店の防犯対策を進めるほか、防犯サミットを開いて犯罪を考えてもらう機会をつくる。
最近は、加害者だけではなく少年が自転車盗の被害者になるケースが増えており、同署では駐輪時に2カ所以上を施錠するよう呼び掛ける。

カテゴリー:事件・事故2011年8月13日

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