横断させない対策 急務、西平原の国道190号 死亡事故現場で合同点検

事故現場付近を点検する警察官ら(21日午前11時すぎ、文京町で) 宇部市西平原の国道190号で19日に歩行者がはねられて死亡した事故を受け、宇部警察署(安部正之署長)と国土交通省、市は21日、合同で再発防止のための現場点検を行った。現場は歩行者を想定した道路形状にはなっていないが、3月にも同様の死亡事故が起きており、早急な対策が求められている。

事故は未明に発生。歩いて帰宅途中の際波の男性会社員が、山陽小野田市高栄3丁目の男=自動車運転過失傷害の疑いで逮捕=が運転する乗用車にはねられ、多発性外傷で死亡した。
現場は厚東川大橋東側。片側2車線で、上り線には歩道があるが、事故が起きた下り線は途中で途切れている。
付近には地下道があるものの、歩道に上がるには店舗私有地にある急角度の階段を上がらなければならない。同署は、上下線の仕切りがほとんど設置されていないため、国道を横断する人も少なくないとみている。
点検では、地下道手前に「この先歩行者行き止まり」の看板を立て、入り口の高さ3㍍、幅5㍍の壁に大きな矢印を描いて迂回(うかい)を呼び掛けて地下道の利用を促すことや、反対車線側に歩道につながる自転車でも通れるスロープを新設する意見が出た。
林茂就・同署交通官は「同じ場所でわずか3カ月間に2件の死亡事故が起きたことに大変な危機感を抱いている。歩行者が計4車線ある交通量が多い国道を横断するのは自殺行為に等しいので、絶対に通らせないように対策を取りたい」と話した。

カテゴリー:事件・事故2011年6月21日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ