東日本巨大地震、県援助隊 現地へ急ぐ 津波警戒続く

国内では観測史上最大の地震となった「東北地方太平洋沖地震」の発生から一夜明け、12日午前11時現在、県内では警戒された津波による影響こそなかったが、被害の全貌がいまだにつかめない未曽有の巨大複合型災害に、県や市、企業は、引き続き情報収集などに追われている。

宇部港では11日午後7時8分に津波の第1波、同8時12分に第2波が観測されたが、最大で20㌢にとどまった。このため、同8時30分には第2警戒態勢から第1警戒態勢に緩和。津波注意報は継続しているため、市内83カ所の防潮扉は閉ざしている。
県に入った連絡によると、福島県に派遣された県警の広域緊急援助隊52人は、12日午前8時現在、静岡県清水IC付近を東進中。災害派遣医療チーム(DMAT)は山口大医学部を含む4チーム20人が出発しており、12日午前7時50分現在、山口大チームは集結地の伊丹空港(大阪府)から岩手県花巻市へ向かった。
県消防防災ヘリ「きらら」は12日午前6時57分、八尾空港(大阪府)を離陸。埼玉県川島町に向かった。消防関係は緊急消防援助隊として、13消防本部の43隊176人が待機中。
日赤医療チームは12日午前11時、医師、看護師ら6人を派遣した。県は、化学消火剤や備蓄品の在庫の保有状況を確認している。
国土交通省は12日朝、国内線と国際線計312便の欠航が決まったと発表した。各社の航空機や乗務員の調整が難航し、山口宇部―羽田間も欠航便がさらに増える可能性もある。
文部科学省は12日、東北、関東地方の計25大学が同日から始まる国公立大2次試験(後期)を中止・延期したと発表した。
山口大は12、13日の後期日程試験を予定通り実施。県立大も12日の一般選抜(後期日程)試験を予定通り実施している

カテゴリー:事件・事故2011年3月12日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single