島の路上 女児、刃物で襲われる 犯人逃走

現場検証をする捜査員(島2丁目で) 24日午後3時30分ごろ、宇部市島2丁目の住宅地の路上で、下校中の新川小2年の女子児童が顔などを刃物で切りつけられた。事件発生から一夜明けたが、犯人の逮捕には至っていない。被害に遭った児童は、頬と首に十数カ所の傷を負う重傷だが、命に別条はないという。宇部署は殺人未遂事件として捜査を進めている。

道路にうつぶせに倒れた女児を、通りがかりの女性(74)が発見して警察に通報した。近くには犯行に使われた可能性がある黒いビニール袋が落ちていた。
通報した女性は、現場から20歳代くらいで身長約165㌢の小太りの男が、北に立ち去るのを目撃しており、同署が事件との関連を調べている。
刃物は見つかっておらず、犯人が持ち去ったとみられている。
現場は、JR宇部新川駅北側の産業道路から住宅街に入った狭い路地(道幅1・5㍍)。小学校からは南に約1㌔離れており、被害女児の自宅から目と鼻の先だった。近くに住む男性(75)は「倒れていた場所は女児が絶対に通らない道。誰かに連れて行かれたか、追いかけられたのではないか」と話した。
ランドセルなどが、付近に散らばっていたのを見た人は「小さな体で必死に逃げようとしたのだろう」と話した。
現場の一角には、警察が立ち入り禁止のテープを張った。不審な男の似顔絵が作成され、捜査員が周辺住民に聞き込みをした。鑑識活動は25日午前2時でいったん打ち切られ、夜明けから再開された。捜査員は犯人の足跡や遺留物を探している。
近くのマンションは、踊り場から屋上まで調べられた。住民で小学生の子供を持つ女性(44)は「近くでこんな事件が起きると怖い。心配なので登下校は付き添おうと思う」と不安げに話した。
事件を受け、新川小では25日の登校時間を午前9時まで拡大。児童は保護者に車などで送ってもらっていた。

カテゴリー:事件・事故2011年1月25日

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