ボランティア250人が厚狭に、復旧に向け懸命の作業

がれきの搬出を手伝うボランティア(17日午前9時50分ごろ、千町で) 大水害に見舞われた厚狭地区では十七日朝から、被災者が汗や泥にまみれながら水に漬かった家屋の片付けに追われている。市内外からボランティア約二百五十人が応援に駆け付け、がれきの整理などを手伝っている。山陽地区約九千世帯の断水は続いているが「近日中には解消したい」と市は復旧に向けて懸命な作業に当たっている。

被災から二日がたち厚狭地区に流れ込んだ水は完全に引いたが、至る所に泥が残り、一帯は〝茶色の町〟に変貌(へんぼう)している。民家の前には畳やソファ、テレビなどの家財道具が出されているが、回収のパッカー車がなかなか回って来ず、山積みのままになっている。床上浸水した家屋をきれいにしようにも水が出ないため、片付けもままならない状況が続いている。
被災者の多くは配布された弁当で食事を済ませたり、風呂は親せき宅や遠くの公衆浴場、温泉などを利用したりすることを余儀なくされている。
この日は県職員百人をはじめ市内外から約二百五十人のボランティアが後片付けの手伝いに当たった。市社会福祉協議会は山陽総合福祉センター内にボランティアセンター(電話080―5060―9736、9697)を常設した。山陽小野田警察署も盗難防止、悪質商法の被害防止のために、十数人体制でパトロールに当たっている。
白井博文市長は「少しでも早く市民生活が元通りになるように、全力で対策に努めたい」と話した。十七日午前八時半現在、六世帯十二人が市保健センターなどに避難している。
水害を受けて十八日に市文化会館で予定されていたアラ還フェスティバルは延期、十九日に同所で開かれることになっていたマタニティー・プチコンサートと埴生漁港での埴生漁港まつりは中止になった。

カテゴリー:事件・事故2010年7月17日

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