厚狭川はんらん3306世帯に避難指示

濁流にのみ込まれる鴨橋(15日午前9時ごろ、殿町の鴨橋で) 十五日未明から降り続く大雨で、山陽小野田市は午前六時半に災害対策本部を設置した。厚狭川の水位は上昇し、午前八時半に同川周辺の厚狭地区、出合地区、厚陽地区の三千三百六世帯・八千七十五人に避難指示を出した。

県道225号の厚狭大橋に設置された水位計は、午前八時すぎに、はんらん危険水位(五・七メートル)を超えた。市消防本部によると、鴨橋付近などでは堤防を越えて水があふれ、周辺の地区は、ほぼ冠水している状況という。午前十時すぎ現在では、けが人の情報は入っていない。
市総務課によると、午前十一時現在、保健センターに二十五世帯五十一人、文化会館に十五世帯四十人、厚狭小に十七世帯四十人、厚狭高南校舎に七世帯十一人、出合公民館に一世帯二人が避難している。自衛隊にも出動要請をした。
交通状況は、山陽小野田署によると、主要道では、国道316号は県道奥万倉厚狭線との交差点から先、県道225号は加藤交差点から下村交差点まで、厚狭川沿いの県道226号も渡場交差点から山川方面が通行止めになっている。
学校関係は、厚狭小、厚狭中、厚狭高全日制が休校にした。厚狭高定時制も自宅待機としている。出合小と厚陽小、厚陽中は平常通り授業を行い、下校時は保護者に迎えに来てもらうなどの対応を検討している。
殿町と千町にかかる鴨橋は、午前九時前に橋の上を濁流が流れ始めた。付近に住む住民は「こんな水位になったのは初めて」と不安な表情で話し、避難準備を始めていた。

カテゴリー:事件・事故2010年7月15日

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