山口県初の裁判員裁判、夫に猶予つき判決

介護疲れから寝たきりの妻(60)を殺害しようとして、殺人未遂罪に問われた無職、岩崎政司被告(63)の裁判員裁判で、山口地裁(向野剛裁判長)は9日、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡した。

検察側は懲役4年、弁護側は判決通りを求めていた。
同事件は、山口県内初の裁判員裁判として、男性4人、女性2人の裁判員が選ばれ、初公判の8日に結審。9日午前、裁判員と裁判官による評議が開かれ、午後には判決が言い渡された。実質の審理期間は半日で、これまでに開かれた全国の裁判員裁判では最短となった。
判決後、裁判員5人が記者会見に臨んだ。男性は「検察、弁護側の説明はよく分かった。評議では声に出すのがためらわれた質問も、筆談の形で裁判長とやりとりでき、自分の意見も十分伝えられた」と振り返った。
また、この裁判は身近な介護の問題としても注目を集めた。裁判員の1人で会社員、中山峰さんは「私の祖母も老人ホームに入所していた。介護は難しい問題で地域、法を根本から変えないと」と裁判を通じて感じたことを話した。

カテゴリー:事件・事故2009年9月9日

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