殺人未遂で逮捕の男を送検

送検される山田容疑者 宇部市島の住宅街路上で、下校中の女児が切りつけられた事件で、宇部署は25日、近くのマンションに住む無職、山田昌宏容疑者(23)を殺人未遂の疑いで逮捕、26日午後に山口地検に送検した。

逮捕容疑は、24日午後3時30分ごろ、殺意を持って女児の顔と首の十数カ所を刃物で切りつけ、重傷を負わせた疑い。
同署によると、取り調べに対し山田容疑者は「人を切ったり刺したりしてはおりません」と否認しており、事件に関わる質問になると、黙ったり、話をはぐらかしたりするという。
山田容疑者の自宅は現場から南に約100メートル。家族3人暮らしで、居室がある7階の通路からは、女児の家や現場に続く道が見渡せる。
山田容疑者は、被害女児とは面識はなかったと供述。被害者の家族も、山田容疑者の名前は聞いたことがないと話しているという。
不審者の目撃情報などから、発生後間もなく山田容疑者が住むマンションは捜査員が一室ずつ聞き込みをするなど重点的に調べていた。
警察に通報した女性(74)の証言で作成された似顔絵などが逮捕の決め手になった。
同署が25日午前、山田容疑者に任意同行を求めた際は素直に応じていたという。
捜査員十数人による家宅捜索で、包丁数本や服、多数のDVDなど550点が押収された。包丁はDNA鑑定で事件に使われたものか調べられる。
女児の傷は顔と首など前面に集中しており、計15、16カ所あった。他は足などに小さなすり傷しかなく、争った際に付くような傷はなかった。現場に落ちていた黒いポリ袋をかぶせられるなどして、襲われた可能性がある。
犯人逮捕を受け、被害女児の両親は「犯人逮捕で安心しました。子供も家族も傷つき、苦しみ、悲しんでいます。子供のためにもどうぞ温かくそっとしておいてください」とのコメントを出した。

カテゴリー:事件・事故2011年1月26日

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