入試採点ミス12人も 宇部高専が1人追加合格の措置

謝罪する福政校長ら(宇部市役所で) 宇部高専は15日、2010年度一般入試で採点ミスがあり、1人を追加合格にしたと公表した。福政修校長は「あってはならないミスで、不利益を与えた受験者やその家族ら多くの関係者にご迷惑をかけ、深くおわびする。二度と起こさないよう再発防止に取り組みたい」と陳謝した。

福政校長によると、関西地方の高専の採点誤り発覚を受け、9月から10月にかけて国立高等専門学校機構が全51校の答案用紙を抽出調査。その中で疑義があると連絡を受け、6日に全答案用紙を再点検したところ、291人の受験者の中から12人の採点ミスが見つかった。
ミスの内容は、得点計算の誤りが7件、正答を誤答にしたものが3件、誤答を正答にしたものが2件。教科別では国語と数学が各3件、理科、社会、英語が各2件。追加合格者の答案用紙に採点ミスは無かったが、減点者が出たことで、合格ラインに達した。
同校は13日の入試委員会で、1人を追加合格者と認め、14日に家族に電話連絡、15日に面会して謝罪するとともに、入学を希望する場合は新入学生として全校を挙げてサポートすると約束した。追加入学者は現在、県内の高校に通っているという。
一般入試は2月21日に実施。142人が合格した。採点は同機構の学力検査採点業務要領に基づき、一つの答案用紙に対し、同校の教員が2人がかりでチェックした。福政校長は「原因は究明中だが、単純ミスが多く、慎重にやっていれば起こりようがないケース。要領に忠実な業務を徹底し、信頼回復に努めたい」と話した。

カテゴリー:教育・文化,事件・事故2010年10月16日

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