熊本地震の派遣チームが帰還

熊本地震の発生直後に被災地入りした県の災害派遣精神医療チーム(DPAT)や県警広域緊急援助隊の警備部隊が任務を終えて帰還した。DPATのリーダーを務めた、県立こころの医療センターの加来洋一副院長(54)は「相応の準備はしたし、3日間しっかり対応できた。連続派遣できる態勢づくりの必要性も感じた」と振り返った。

精神科の医師や看護師で編成されたDPATは15~17日に熊本市とその周辺地域に派遣された。同医療センターの5人が避難所で被災患者約30人の情報収集に当たった。症状を見ながら同県内外への転院先の調整などをした。

16日未明の大地震発生時は、加来副院長は就寝中で「揺れは大きかったが、自分がいた避難施設には影響がなかった。患者の安否確認に追われた」という。同日夕方の雨による移送への影響はなかった。

県警援助隊の警備部隊は、同県に約90人を派遣。14~18日に、救助と逃げ遅れた人の捜索活動に当たった。16日からは、現地の交通整理などを目的に交通部隊約30人が出動している。

宇部から出動した警備部隊は14、15日は益城町、本震後の16日からは、夜明けとともに被害の大きい南阿蘇村へと派遣され、被害家屋の確認、声掛け、救助活動などに奔走した。

任に当たった中国管区機動隊宇部小隊の佐々木良徳小隊長(33)は「これだけ大きな災害の直後に行ったのは初めて。悲惨だと感じたが、迅速に対応して一人でも多く助けようと必死だった」と語った。

カテゴリー:事件・事故,その他の話題2016年4月21日

石炭都市宇部市の起源
写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ