昨年の山陽小野田市は平成初の死亡事故ゼロに

山陽小野田警察署(肱岡弘毅署長)は、昨年発生した市内の交通事故の状況をまとめた。小野田署時代も含め、平成となって初めて死者がなかった。人身事故件数は239件、負傷者は324人と、ともに過去10年間で最少となった一方、物損事故を含む総発生件数は1932件で54件増えた。(数値はいずれも暫定)

死亡事故ゼロの主な要因は、重大事故につながる人と車による事故の減少。対人事故は15件で、前年の26件から半数近く減った。重傷化しやすい高齢者がらみの事故が少なくなり、65歳以上の負傷者の割合は18・5%と、前年より5%減ったことも理由の一つに挙げている。

県警が昨年から毎月9日を「反射材着用促進の日」と定めたことを受け、同署では夜間や夕暮れ時、朝方の対人事故防止に向けたキャンペーンを展開。昨年9月に市内のスーパーで歩行者を対象に行った調査では34%が反射材を使用。歩行者側に対策する動きが広まっているという。

人身事故の傾向は前年と変わらず、帰宅ラッシュ時の午後5時台に最も多い34件が発生。事故形態では前後に並んだ車同士の追突が119件と半数を超えた。新生交差点から神田交差点までの区間、長田屋橋交差点付近といった幹線道路となる国道で多発。負傷者の年齢別では40~64歳が全体の37%と最多で、25~39歳が25%と続く。

物損事故1693件(前年比102件増)は過去10年で最多。重大事故に発展する危険をはらんでおり、同署では「運転手には速度順守と横断歩道での安全確認を徹底してほしい。今後も反射材利用促進、高齢者対策、取り締まりを徹底したい」と話している。

カテゴリー:事件・事故,地域2017年1月18日

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