宇部市の昨年の火災、合併後で最少に

宇部・山陽小野田消防局(江本祥三消防長)によると、宇部市内で2016年に発生した火災は42件(対前年比4件減、暫定値)で、旧楠町と合併した04年以降、最も少なかった。死者は3人(同数)、負傷者は8人(同3人減)。松島町のラーメン店やハミングロード新天町アーケード内の店舗兼住宅など、中心市街地での火災もあった。

火災の内訳は建物が24件(対前年比5件減)、車両が4件(同数)、林野が1件(同2件減)、その他が13件(同3件増)。損害額は8660万6000円(同6404万6000円減)だった。

11月23日深夜に船木で発生した火災では、鉄筋コンクリート5階建てアパートの1室が全焼し、約4時間後に鎮火したが、80代の女性が焼死した。火災による死者3人のうち2人は高齢者だった。

発生件数の減少について同局予防課は「野焼き時に燃え広がらないように注意するようになったことや、高齢者宅でもオール電化などが進んできたことが考えられる」と分析している。防火のポイントとして「寝たばこは絶対やめる」「ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する」「ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す」という三つの習慣を呼び掛けている。

一方、救急出動件数は7021件(同74件増)、搬送人員は5464人(同11人減)。警防課では救急車の適正利用について「タクシー代わりに利用されると一刻を争うときに命を救えないことがある。緊急性のある場合や、搬送手段がない場合などに限ってほしい」と訴えている。

カテゴリー:事件・事故,行政2017年1月16日

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