市消防音楽隊の復活切望「存続を求める会」結成

宇部市の事務事業の総点検により予算が削減され、今年度から活動を休止した市消防音楽隊の復活を望む市民有志が「消防音楽隊の存続を求める会」を結成し、活動再開を求める署名活動を展開している。五月五日には琴芝街区公園、中央町などで街頭署名活動を実施する予定。

会は、趣旨に賛同する市民や市議の有志らでつくり、市消防団宇部消防団長の吉岡若人さんらが代表世話人に名前を連ねる。今月上旬から署名活動を開始しており、市議会でも二十人を超える市議が協力している。
趣意書では「市の厳しい財政状況は理解するが、消防音楽隊は防火防災を訴えるだけでなく、音楽を楽しむ面でも多くの市民や子供たちに夢や希望を与え続けてきたかけがえのない存在」と訴える。署名は一万人を目標にしているが、五月末で一次集計したものを久保田后子市長に届け、活動再開、予算計上、音楽隊との協議などを求める。来月の街頭活動でも「より多くの市民の声を聞きたい」としている。
消防音楽隊は一九七九年に発足し、消防職員・団員二十八人で編成。各種啓発活動のほか、出初め式や宇部まつりなど市の公式行事や地域の催事などで活躍し、その演奏ぶり、幅広いレパートリーは喜ばれ、おそろいの制服は子供たちに人気だ。今年は活動三十周年の節目に当たる。
活動休止について久保田市長は、市民と語り合う「ふるさと元気懇談会」でも答えている。活動支援費七十五万円のほかに、隊員の活動や練習に伴う時間外手当が二千百時間・約六百万円かかっていることを説明。
救急業務は音楽隊発足時の四倍になり、救命処置が高度化していること、住宅用火災警報器の普及啓発などを挙げ「命を守る消防本来の業務に力を注いでほしい」としている。

カテゴリー:その他の話題2010年4月27日

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