県医師会が保育サポーターバンク事業開始

県医師会は、子育て中の女性医師が働き続けられるよう、医師の子供の保育を手助けする「保育サポーターバンク」事業を開始した。支援を求める女性医師と、預かりや送迎など、医師のニーズに応えて支援するサポーターを募り、両者をバンクに登録。条件が合えば紹介する。特に山口大医学部を擁し、女性医師が多い宇部市での、両者の登録を呼び掛けている。

県内の医師不足が懸念される中、近年、女性医師の占める割合が増加。ここ数年、山大医学部の入学生の男女比率は3─5割。激務なため、出産・育児を機にやめる女性医師が多い。

県が2007年に同大医学部の女子学生を対象に行った調査で84%が子供を持っても医師を続けたいと希望し、そのために育児支援を強く求めていることが分かった。県医師会は女性医師参画推進部を設置し、女性医師の労働環境の整備に努めている。

今回のバンクは厚生労働省の「女性医師等相談事業」で全国で3例目。サポーターは自宅や医師宅での預かり保育や保育園などへの送迎、家事支援などを行う。手術時など24時間以上の長時間や緊急時の出動にも応じるため、1人の医師をグループで支える態勢の構築も目指す。

報酬は両者が話し合って決める。県医師会内に運営委員会を設け、サポーターの研修や支援内容の蓄積を図り、きめ細かく迅速な対応で就業継続を支援していく。

小倉淑夫県医師会事務局長は「ニーズは今後増えていく。県民が自ら支えることで、医師不足の解消につながることを期待したい」と話した。

カテゴリー:その他の話題2010年1月28日

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