きのうの大雨で通行止めなど影響

冠水した国道190号の水深を計る国土交通省の職員(居能で)

活発な梅雨前線の影響で、宇部市内は3日午後から断続的に短時間で激しい雨に見舞われた。藤山の国道190号が冠水して通れなくなったほか、JR各線の運転見合わせや山口宇部空港で出発便が遅れるなどの影響が出た。

下関地方気象台によると、対馬海峡から日本海に延びた梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定に。県内では、局地的に積乱雲が発達し、雷を伴う強い雨になった。
3日午後1時までの1時間の雨量が、小野では37・5㍉を記録するなど、市内10カ所の観測点のうち8カ所で30㍉以上の激しい雨に見舞われた(市防災危機管理課調べ)。
午後0時半すぎから、市内各地で道路が冠水した。居能町3丁目の藤曲交差点付近は、水路から水があふれ、水深が最大30㌢になった。宇部署は通行止めにして通行車両を宇部湾岸道路などに迂回(うかい)させ、国土交通省山口河川国道事務所の職員らが流れ込んだごみなどを撤去した。約1時間後に通れるようになったが、午後3時すぎにやや強い雨が降って冠水し、再び一時片側車線で規制された。
JR宇部、小野田、美祢の各線と山陽本線の徳山―下関駅間は、雨量が規制値を超えたため一時運転を見合わせた。草江│宇部岬駅間で電車が止まり、岬町では踏切の遮断機が下りたままになり、渋滞した。
山口宇部空港を午後0時40分に出発する予定だったANA696便(乗客76人)は、天候の回復を待って出発したため、約1時間20分遅れた。
夜になっても雨は断続的に降り続け、降り始めから4日朝までの雨量は、東岐波で79・5㍉、西岐波で74㍉、二俣瀬で73㍉などになっている。
今回の大雨について、日本気象協会九州支社の松井渉気象予報士は「梅雨の終わりに降りやすいまとまった雨」と話す。気象台では、これまでの雨で地盤が緩んでいて、4日も雷を伴う1時間当たり40㍉の激しい雨が降る恐れがあるとして、土砂災害に警戒を呼び掛けている。

カテゴリー:その他の話題2013年7月4日

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